16 Feb 2026

日本の手仕事が息づく、オニツカタイガーイノベーティブファクトリー

日本のものづくりの素晴らしさを世界に発信する役割を担う、オニツカイノベーティブファクトリー。

本施設では、素材開発からデザイン、生産までを一貫して行う体制を備え、「NIPPON MADE」シリーズや、「THE ONITSUKA」の高付加価値フットウエア製品の生産体制を強化するほか、新たにレザーバッグの生産も開始し、ブランドのクリエイション領域をさらに広げています。

靴ができあがるまでの工程は緻密で、工程ごとにプロフェッショナルの厳しい目が注がれています。一足の靴に一切の妥協を許さない――それが、オニツカイノベーティブファクトリーのものづくりです。

ここでは、そのクラフツマンシップが宿る現場で行われる工程をご紹介します。

『裁断』

工程は、靴を構成する各パーツの「裁断」から始まります。
専用の抜き型を使用する油圧式裁断機と、データをもとに裁断する自動裁断機を併用し、素材や用途に応じて適した裁断を行います。

Onitsuka Innovative Factory

天然皮革を裁断する際は、作業前に革全体を厳しく検査。質の良い部分だけを選び抜き、キズ・シワ・血筋などが入らないよう、細心の注意を払いながら裁断を進めていきます。

Onitsuka Innovative Factory

こうして裁断された各パーツは「裁断甲(さいだんこう)」と呼ばれます。NIPPON MADEを代表する「MEXICO 66 DELUXE」は、裁断甲を含む合計26パーツで構成されています。

『縫製』

次に、パーツを形にするための「縫製」工程へと進みます。
縫製の前には、革が重なる部分の厚みを調整する「漉き」、裁断面の染色、縁を美しく見せる折り込みなど、細かな下準備を丁寧に行います。
下準備が整った後、裁断パーツを貼り合わせて縫製。歪みやズレが生じないよう、職人の手で微調整を重ねながら仕上げていきます。

Onitsuka Innovative Factory

Onitsuka Innovative Factory

『成型』

縫製された素材は、靴の形に整える「成型」工程へ。
中でも重要なのが、「吊込み」と呼ばれる作業です。
アッパーを木型に被せ、少しずつ引っ張りながら接着剤で中底に固定していきます。履き心地を左右する、重要な工程のひとつです。
その後、貼り合わせ部分の塗装を剥がす作業を行い、糊を塗布してつま先補強を接着。糊を2回塗り、さらに機械で圧力をかけることで、接着強度を高くします。

Onitsuka Innovative Factory

『製品加工』

一足の靴として成型された後、オニツカイノベーティブファクトリーの核となる「製品加工」工程へと進みます。独自の「洗い」や「染め」、特別な仕上げなどを、職人が一足一足手作業で施すことで、機械では決して生み出せない、豊かな表情が生まれます。

これはまさに、「人の手による最後の味付け」。
日本のクラフツマンシップに新たな価値を加える、オニツカタイガーならではの強みです。

【加工技術紹介】

アドバン加工

明るい下地の上に濃い色の塗料を重ねた後、表面を部分的に研磨することで下地の色を出し、独特な風合いを生み出す

Onitsuka Innovative Factory

ブリーチ加工

ブリーチ剤で表面へダメージを加え、自然な色落ちや使用感を生み出しヴィンテージな風合いに仕上げる

Onitsuka Innovative Factory

洗い加工

水洗いを行い、人の手で癖をつけて、シルエットを保ちながら素材の表情を引き出す

Onitsuka Innovative Factory

数多くの工程を経て生み出される、一足の靴。
その背景には、職人たちの誇りと技術、そしてものづくりへの揺るぎない信念があります。

このクラフツマンシップを胸に、オニツカイノベーティブファクトリーは、これからも進化を続けていきます。

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