中川大志 look.2
挑戦し続けたい
撮影スタッフの機材に興味を示し、無邪気に談笑を始める。和やかなムードの中、いざカメラの前に立つとまっすぐな瞳でしなやかに動き、一瞬でプロの顔に。そんな様々な表情を見せる中川大志を形成する、プライベートに迫った。
モノトーンでまとめたlook.1とは、また違った魅力を見せる、カラフルなスタイリングのlook.2。普段からリハーサルやトレーニング時には、セットアップのジャージで臨むという中川。「もともと動きやすい服装が好きなんです。自分の気分を変えたりテンションを上げたいときに、少し攻めたカラーリングの服を身にまとうのは良いですよね。オニツカタイガーのセットアップはデザインもかっこいいので、デイリーにも活躍すると思います」。
今ハマっているものは
朝のルーティンと釣り!?
ライフワークは、毎朝健康飲料を飲むこと。「今は毎朝青汁を飲んでるんですが、逆にそれだけやっていればからだのためにもいいかなっていう、甘えでもあって(笑)。食事に気を遣っているわけでもないし、ほかのことはあまり気にしてないけど、ルーティンで毎日ひとつのことを続けてたら、ちょっとはいいかなって思ってます(笑)」。そう笑う顔は、少年のようなチャーミングさだ。
子どものころからハマっている趣味は、釣り。「釣りにいくと、自然に触れられるので、リフレッシュになります。朝早くから出かけて、都会から離れて美味しい空気を吸うっていうのは、すごく好きな時間ですね。釣った魚を捌いたりもしますよ。そこまでが楽しみだったりしますし、より気合いが入ります」。爽やかなその印象は、常に自然と触れ合う時間を積極的に持とうという、ポジティブな思考によるものなのかもしれない。
すでにキャリアを重ねてきている中川だが、今後も、積極的に様々な役に挑戦したいという。「医療ものや刑事ものには、ずっと憧れがあります。なかなか若いときはできないじゃないですか。年齢を重ねたからこそできる役も出てくると思うので。常に新しいことに挑戦し続けたいので、今まで演じたことのない人物像にトライしてみたいです」。個人的にも、興味があるものは尽きない。「建築がすごく好きで、すてきだなと思う家やホテルなど建造物をSNSでチェックしています。将来は自分で家を設計してみたいという夢があるので、建築の勉強もしてみたいですね」
誰もが予想外だった2020年を乗り越え、迎えた2021年。中川もまた、決意を新たにする。「昨年は慣れないことがたくさんあって、状況を言い訳にしたところもありました。でも今年はまたひとつギアを変えて、前に進んでいくしかないと思っています。ファンのみなさんをびっくりさせられるような、うれしいニュースを届けたいですね」
常に自然体で、終始おだやかな空気をまといながら、決めるときは確実に決めてくれた今回のファッションシュート。プライベートでは自然を愛し、またアクティブな一面を語ってくれ、仕事に対しては飽くなき向上心を見せてくれた。そんな中川大志の活躍に、今後も期待せずにはいられない。
DIRECTION:Shinsuke Nozaka
PHOTO-MOVIE:Masato Moriyama(TRIVAL)
HAIR MAKE:Go Ikegami(NICOLASHKA)
TEXT:Shoko Matsumoto
■PROFILE
1998年6月14日生まれ。東京都出身。
2019年に第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作は映画「坂道のアポロン」、NHK大河ドラマ「真田丸」、TBSドラマ「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」、NHK連続テレビ小説「なつぞら」、TBSドラマ「G線上のあなたと私」など。公開待機作に「砕け散るところを見せてあげる」(2021年4月9日公開)、「犬部!」(2021年公開)がある。2022年にはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演予定。
■着用情報
BLOUSON JACKET 2183A743.401
¥28,000 (+tax)
PANT 2183A746.101
¥22,000(+tax)
ACROMOUNT KNIT 1183B469.001
¥16,000 (+tax)