13 Dec 2022

宮世琉弥 look.1

現在18歳の若き人気俳優を支える
家族と故郷、ファッションについて

instagramのフォロワー数が40万人を超え、数々の話題作に出演し、情報番組のプレゼンターを史上最年少で務めるなど、注目が集まる宮世琉弥。10代で早々に芸能入りを果たした彼は、撮影現場も楽しむムードメーカー。のびのびとした表情と様々なポージングを披露するサービス精神も、人気の理由だろう。そんな彼に、ファッションや幼少期の思い出、家族や故郷などについて話を聞いた。

Miyase Ryubi

白で統一されたスタイリングを身に纏い、カメラの前に立った宮世琉弥。仕事に追われる忙しい日々を送るが、今回は久しぶりのファッションシュート。自由にポーズを取れることが嬉しいと声を弾ませる。

「シューズの踊りたくなるような軽さにも驚きました!履きやすいのにスタイリッシュなフォルムなのもいいですよね。白のセットアップは、黒い糸でクロスステッチが施されていたり、袖も2つのパーツを縫い合わせたようになっている。そういった細かいディテールが凝っていて、デザインのポイントとして効いているとぐっときます。」

ファッションの話になると、洋服好きでマニアックな気質が現れる。ファッションを好きになったきっかけは、芸能界入りをして出会った人たちの影響が大きいのだそう。

「詳しい方に教えてもらったり、衣装で着てたりしているうちに洋服に興味を持つようになりました。もちろん、自分の好みや似合うものを知るまでに、沢山トライして失敗もして、時間はかかりました。お店で似合っていないのに、『お似合いです』と言ってくださる店員さんの言葉を鵜呑みにしてしまったり(笑)」

Miyase Ryubi

最近は海外のファッションウィークの情報を雑誌や本を通して集め、気に入ったブランドのシーズンやコレクションがあると、調べて探し求めることも。そんな勉強熱心なところも宮世琉弥らしさなのだろう。

「似合うものが分かってきたので、『ずっと着られること』を大切にして洋服選びをしています。好きな洋服のジャンルは幅広くて、いろいろなものを着てみたい欲はあるのですが、最近は古着が好きです。Levi’sのヴィンテージのデニム ジャケット4thをよく着ています。70年代のものですが、色落ちと形がかっこよくて。洋服の原型となるようなオリジナルデザイン、“初期もの”の古着を調べることが楽しいです」

目を引く鮮やかなピンク色に染めた髪型について尋ねると、意外な返答が返ってきた。

「逆にヘアスタイルはこだわりがそんなにないんです(笑)。ドラマの役作りでプライドを捨てているので。似合う似合わないに関わらず、作品が第一ですね。この流れに身を任せれば、いつか一番似合う髪型に出合えるのではないかとちょっと期待しているんです」

Miyase Ryubi

そんな宮世琉弥の出身地は宮城県。ショッピングモールでスカウトされたことが、芸能活動を始めるきっかけだ。そのときの心境とは。

「不思議な気持ちでした。何もわからないまま、見たことのない世界に飛び込む感じで。まず事務所の所属が決まったので、いろんなことに挑戦しながらやりたいことを見つけていきました。右往曲折する中で、もちろん苦しいときも楽しいときもありましたが、遊びたい盛りだったので、学校との両立で忙しくて(笑)。母に『応援してくれる人たちがいることを忘れないで。これまでとは違うんだよ』と言われたのがすごく記憶に残っています」

家族はなんでもいい合え、とても仲良し。デビュー当時から芸能活動を支えてもらい、まるでひとつのチームのような一体感があるのだそう。また、故郷の存在も大きいと語る。

「すべてから解放されて自分自身に戻れる、心の支えとなってくれる場所です。いまは休みの日しか戻れないのですが、充電できるかけがえのないところですね。昔は、東京との行き来を何度も繰り返していましたが、いまとなっては仕事を頑張れる東京から少し離れた場所にあるのがいいのかもしれません」

Miyase Ryubi

芸名の「宮世」は“宮城から世界に羽ばたけるように”というメッセージが込められている。改めてその魅力について尋ねてみた。

「東京とは違う街並みに魅力を感じます。特に都会と自然がマッチしているところが好き。とても発展して栄えている街なのに、仙台駅のすぐ隣りに森があるんです。戻ってくると、ああ落ち着くなっていつも感じます」

→look.2では、宮世琉弥さんの趣味や今後の展望について話を聞いた。


Direction : Shinsuke Nozaka
Photo, Movie: Genki Nishikawa (MILD)
Stylist : Kosei Matsuda(SIGNO)
Hair & Make up : Yusuke Tokita
Text : Aika Kawada

Miyase Ryubi

■PROFILE
宮城県出身。2019年に俳優デビュー。「宮城から世界へ」という想いがこめられた「宮世琉弥」で活動する。若手俳優の登竜門のCMに出演し、TBSドラマ『恋する母たち』や『村井の恋』など数々の話題作にも出演。フジテレビ「めざましテレビ」では史上最年少でマンスリープレゼンターを務めた。現在TBS火曜ドラマ『君の花になる』、『闇金ウシジマくん外伝闇金サイハラさん』に出演中。
 
■着用情報
LS TOP​
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