CONAN GRAY look.1
次世代ポップ・シーンを率いるニュー・アイコンとして、音楽のみならずファッション界からも熱視線を浴びるコナン・グレイ。世界最高峰のミュージック・フェスティバル「コーチェラ」にも参加したコナンだが、素顔は驚くほどカジュアルな25歳のアーティストだ。今年、オニツカタイガーのブランドアンバサダーに就任したコナン。Z世代を象徴するひとりとしてメディアに取り上げられることも多い彼の本音に迫った。

「ぼくたちは、インターネット上にあふれる大量のコンテンツに囲まれて育った世代です。だからこそ、目の前に与えられるものをただ受け入れるのではなく、自分が何者であるのかを見極めながら、意識的に選び取っていく必要がありました」
日本人の母親とアイルランド系アメリカ人の父親を持つコナンはカリフォルニア州サンディエゴとテキサス州ジョージタウンで少年時代を過ごした。何度も転居を重ねたという。コナンがインターネットに動画の投稿をはじめたのは9歳のときだ。
「ただ、人々をハッピーな気分にしたいと思っていました」と、コナンはその当時の心境を語る。「どちらかと言えば引っ込み思案な少年でしたし、ある意味でちょっと変わった幼少期を過ごしてきたのかも知れません。自分が動画を公開することで人々に幸せを感じてもらいたいと、そう思っていたんです。だから、自分自身で幸せだと感じられる物事を投稿していたんです。大好きな友人との時間とか」
たしかに、その当時のコナンの動画を見れば、幸せで楽し気な情景が披露されている。ただし、彼の歌詞には常に、ある種のままならなさが表現されてもいる。

「人生の真実をいつわることはできません」と、コナンは言う。
「ぼくにとって、その真実を表現できる手段が音楽だったということなのだと思います。ネット動画では演技することも可能かもしれませんが、音楽をいつわることはできません」
「人生は一度きりなのだから、立場やスタイルにとらわれず、自分自身を大切にして、生きたいように生きるべきだ」というのがコナンのメッセージだ。「言葉にするのは簡単ですけど、実際にそうするのは難しいですよね。でもやりたいようにすべきだと思います」
もちろん、そのためには勇気が必要になるとコナンは言う。そのために、なによりも重要なのが”正直“であることだというのがコナンの考えだ。
「できることは多くありません。偉大な楽曲はどれも実感のこもったものです。いつわりのない感情、真実を言葉にする力、それなくして歌は無力です。優れた歌というのは、どれも誤魔化しのない、正直な感情を歌ったものですよね。真実を蔑ろにすればするほど、音楽はつまらなくなってしまいます。ぼくにだって物事をでっち上げることは可能かもしれませんが、それで良い歌ができるとは思いません」
「11歳のときインターネットでアデルの歌と出会って、それから自分でもソングライティングをするようになりました。そして大学生になってからジェフ・バックリィを知り、『グレイス』というアルバムを聴いたとき、人生が決定的に変わりました。まるで自分が映画か何かの世界に入り込んでしまったかのような衝撃でした」

そんなコナンがオニツカタイガーと出会ったのは、どのようなきっかけだったのだろうか?
「去年リリースした『Never Ending Song(ネバ―・エンディング・ソング)』のPVを撮影するために、なにか特別なものを選びたいと考えていました。映画『キル・ビル』で圧倒的な存在感を放っていたオニツカタイガーの黄色いMEXICO 66が、その答えでした。ひと目でそれと分かるアイテムですから、迷いはありませんでした。あのスニーカーのイメージからPVの構成を作っていきました。テキサス時代のレトロな記憶とも合致していましたし、自分に合ったバイブレーションを感じました」

コナンが1ルック目に選んだのが、インスピレーションの源泉になったというMEXICO 66、そのシルバーのモデルだ。そこにリブ編みニットのトラックトップ風カーディガンと、おなじくトラックパンツ風のボトムスをブラックのセットアップで合わせ、コントラストを際立たせた。『キル・ビル』の世界観を、遊び心たっぷりに再現した格好だ。
2024年に創立75周年を迎えるオニツカタイガーに向けたコメントを求めると、コナンは表情を和らげ、カメラに向き直った。「75周年、おめでとうございます。オニツカタイガーのファンと、そしてぼくの音楽を愛してくれている皆様、いつもありがとう!」
→look.2では、コナンのソングライターとしての一面を、さらに掘り下げて訊ねました。
Direction : Shinsuke Nozaka
Photo, Movie : Yoshiaki Sekine (SIGNO)
Stylist : Katie Qian, Emi Ito (ADDICT_CASE)
Hair : Miho Emori
Make : Marino Asahi (Y’s C)
Text : Mario Tauchi
■PROFILE
1998年12月5日生まれ、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ出身のシンガー・ソングライター。アイルランド系アメリカ人の父親と日本人の母親を持つ。2020年3月20日に発売したデビュー・アルバム『Kid Krow(キッド・クロウ)』は全米アルバムチャートで初登場5位、ポップ・アルバムとしては初登場1位に輝き、2020年における新人による最大のデビュー実績を記録。2022年6月にセカンド・アルバム『Superach(スーパーエイク)』をリリース。2024年、オニツカタイガーのブランドアンバサダーに就任。
■着用情報
KNIT CARDICAN
2181A835.001
KNIT PANTS
2181A836.001
MEXICO 66
1183B566.020








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